大応寺からのお話

2016年6月の教え

今を大切に生きよう
成功すれば必ず失敗することもある。だから成功することのみを
見るのではなく、失敗も含めて考えるようにしたい。

生あれば必ず死がある。いかに今を大切にするにが大切なのではないか。

2016年5月の教え

仏教には「根未熟」(みこんじゅと)いう言葉があります。
たとえ試験を受けて落ちたとしても永遠に合格できないのではなく、
いまは未熟だということです。
人間は、そう簡単には育ちません。また、自分の思うようにも育ちません。
種々の出来事に出会い、時には自分を見失うこともあります。
その時出会った自分の限界は、必ず次の自分の根っこを育てる肥やしになるはずです。

2016年4月の教え

毎日ごくあたりまえに過ごしているのがよい。

心にとどめておくだけでも違います

2016年3月の教え

人の自覚

すべての人間は頭脳がどうであれその人が真に自覚すれば
一個の天地を開くことができるものです。
自分のしたいことを徹底的にやり抜きそこに一つの火が
点されます。どうか何かをやり通しましょう。

2016年2月の教え

「日日是好日」です。

豊かな知性と感性で迷信を見破り、一度しかない自分の人生を
しっかり見つめて自分らしく生きましょう。

2016年1月の教え

明珠在掌(みょうじゅたなごころにあり)

幸せはどこか遠くにあるもので、私の近くにはないとか嘆くかもしれませんが、
ただ、それは気づいていないだけではないのですか?
その手の中にあるものです。
「明珠」(貴重な宝石)は、掌の中にある。
求めているものは、ちゃんと自分で持っているものです。
自分には特別な物がないなんで落ち込む必要はありません。
誰でも、自分の中に光り輝く存在を確実にもっているからです。

2015年12月の教え

和敬静寂(わけいせいじゃく)

和とは、皆が同じになるのではなく、お互いの持ち味を受け入れること。
そうすることにそうすることによって、清々しく穏やかな関係が成立します。
ひとはそれぞれの立場や個性が異なりますが、それを敬い認め合ってこそ
集団に中で活かされるものです。
「私とあなたは違う」
それを受け入れたら、わかり合えないという葛藤もなくなるでしょう。

2015年11月の教え

「一家和楽」

みんなそろって和やかに、平和な生活を楽しむ
一週間に一度でいいから、家族そろって食事をしてみてください。
顔を合わせれば、その時の料理の話やそれぞれの近況、気になって
いることなど、誰からともなく話題ができます。
和やかな会話を通して、家族の根っこには信頼関係があること、
家族が心のより所になっていること・・・をそれぞれが確認できるはずです。

2015年10月の教え

無理せず、おたがいを高め合う関係をつくる

人は人を生かし、人に生かされる
人つきあいのなかで生かされて、また、相手を生かすこともできるのだ、
ということです。
大勢でなくとも、一人か二人、この清風と明月のような間柄の友人を
持つことが大事。一緒にいると気持ちがよく安らぐ、余計な気を使わない
、さらにおたがいに生かし合っていると感じる・・・。
こんな人を生かし、人に生かされている関係をつくることも大事ではないでしょうか。

2015年9月の教え

菊の季節~花が教えてくれること

9月9日は「重陽の節句」といい菊の花を愛でる時期でもあります。
菊は仏さまにお供えする花として、私たちにとってとても身近な花です。
お寺やお墓でのご供養でも、菊の花が供えられ、その清らかな香りがお線香
と相まって、心を穏やかにしてくれます。
花は、昔から仏さまを供養するための供えられてきましたが、やがて枯れて
しまう定めにあります。そのことを知っているからこそ、そのひと時の
美しさに心を動かされるのではないでしょうか。花は、「無常」の理を
身をもって教えてくれています。

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